Google広告のゴールドプロダクトエキスパートってなんですか?

作成日:2019/01/14

Google広告のゴールドプロダクトエキスパートってなんですか?

この記事は、主に以下の方向けの内容です。

  • Google広告のエキスパートを目指す方
  • Google広告のエキスパートがなんだか知りたい方
  • リスティング広告の運用者として一歩先にいきたい成長意欲のある方

この記事は、Google広告の広告主コミュニティとエキスパートの説明の記事です。

要約

Google広告のゴールドプロダクトエキスパートは、Googleから「Google広告のことをよくわかっていて、コミュニティにあげられたユーザーからの質問に丁寧かつ迅速に答えてくれている人」と認定された人です。必ずしもリスティング広告の運用で成果を改善できる能力がある人を意味するわけではないけれど、豊富な運用経験と知識がないとエキスパートにはなれないので、エキスパートは結果的に改善力が優れている可能性が高い。

広告主コミュニティは、一般ユーザーが質問し、別なユーザーが回答するという、ユーザー同士の情報交換の場です。Googleのヘルプやフリーダイヤルでのサポートでは得られない生きた回答を得られます。

広告主コミュニティで活動することで、自分の勉強にもなりますので、一歩先を行く運用者になりたい方は是非挑戦してみてください。


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目次

Google広告主コミュニティってなに?

まずは、Google広告の広告主コミュニティについてお話します。

広告主コミュニティについて、Googleは以下のように説明しています。

Google 広告に関する質問を投稿して、一般ユーザー同士で問題解決や情報共有ができるコミュニティです。Google 広告サポートへのお問い合わせでは得ることのできない、運用に関する細かなヒントなども得ることができます。

Google広告主コミュニティ|Google広告

つまり、簡単に言うと、自社出稿している広告主や代理店の運用者やフリーの運用者などの、Google広告を使っている人どうしで、質問をしたり意見を交換したりしてくださいね、という場です。

ポイントは、質問者も回答者もGoogleの人ではなく、使用する側の一般ユーザーという点です。
Googleもサポートのフリーダイヤルを用意していますが、実際の使用感とか、運用上のコツとか、ヘルプの記載の解釈などについては、日々使用しているユーザーの方が明るいこともありますので、Googleに聞けるフリーダイヤル、Googleを使っている人に聞けるコミュニティという2本柱のスタイルはとても意味があると思っています。


日本に4人!Google広告ゴールドプロダクトエキスパート

わたしは、2018年4月からコミュニティでの活動を開始し、2018年10月にシルバープロダクトエキスパート、2019年1月にゴールドプロダクトエキスパートとなりました。この記事を書いている2019年1月の時点では、Google広告のエキスパートは、ゴールド4名、シルバー2名の合計6名です。

このGoogle広告のエキスパートがどんな人なのか、を一言で申しますと「Google広告のことをよくわかってるね」とGoogleに認定された一般ユーザーです。
また、エキスパートの選考基準について、Googleは下記のように言っています。

公式コミュニティにおいて、長期にわたって特に積極的に活躍いただいているメンバーです。コミュニティ マネージャー(Google 社員)が、回答の頻度や質、専門知識などを基準に選出します。

  • 公式コミュニティで懇切かつ積極的に回答を返している
  • コミュニティのプロジェクト(例:学習記事の投稿)に定期的に参加している
  • プロダクトやサービスの改善につながる建設的な意見を出している
  • プロダクトに関する知識が豊富である

エキスパートとは|Google広告主コミュニティ

なので、Google広告のゴールドプロダクトエキスパートだからと言って、必ずしも「Google広告の運用で成果を改善できる人」を意味しません。あくまで、Google広告に関する知識が豊富で、コミュニティで積極的に活動している人です。運用力とか改善力は選考基準に入っていませんので。
主に代理店の担当者などは、コミュニティで活動していないからエキスパートの認定を受けていないけれど、運用の改善力は優れている人が多くいます。
ところが、よろしけれGoogle広告のコミュニティを覗いてみてほしいのですが、かなり赤裸々に運用そのものに直結した質問でしたり、成果を改善・向上させるための質問が結構あります。
ですから、Google認定のエキスパートは改善力にも優れている可能性が高いのは事実です。しかし、「改善力が優れた人」と認定されているわけではありません。あくまで、「良く知っている人。そして、貢献してくれている人」という認定です。


コミュニティでの活動は知識の再確認になります

コミュニティで活動することはとても勉強になります。前の項目で触れましたが、「まさにいま困っています!」という投稿が寄せられることもしばしばです。

また、当然といえば当然ですが、投稿の向こうには実際に質問をしてくれた質問者の方がいて、わたしの回答をそのまま実行する可能性があります。ということは、適当に対応して誤った回答をしてしまうと、質問者に迷惑をかけてしまう可能性があります。ですから、「これは知ってる」と思う内容であっても、必ず今一度該当するヘルプの記事を読んだり、わたしが管理しているアカウントの管理画面で検証したりしてから回答するようにしています。

意外と自分も勘違いしているものがあったり、知らずに変更されていたりするものもありますので、わたしもいまでも「え!そうだったの!」ということがあります。


コミュニティでの活動は経験値を稼げます

わたしは運用力は稼いだ経験値の総量だと思っています。で、経験値は場数×内容だと思っています。すでにわかっていることを何度も何度もやってもあまり意味はありません。すでに覚えている英単語をいつまでも書き取りしているようなものです。そうではなく、新しい課題に対して向き合って、仮設を立てて、実行して、検証してという活動をすることで思考の引き出しが増えて経験値が積めると私は思っています。

ところが、特に広告主の担当者の方は運用が長くなってくると課題が減ってきたり、そもそも配信をしていない広告手法や実装していない計測が存在したりしますし、課題があってもリスティング広告の配信そのものよりも戦略・戦術にシフトしてきたりします。代理店の運用者でも遅かれ早かれそういう時期が来ると思います。担当案件だけですべての配信手法や計測についての経験を積むことは難しいでしょう。そういったときに、コミュニティで活動していれば、他の人の課題を自分の課題として経験値を稼ぐことができます。


コミュニティでの活動で質問を聞く能力が身につきます

わたしがコミュニティで回答者として活動を始めて感じたのは、質問の向う側にある実際の状況や質問者様のしたいこと(ときには誤解していること)を理解するのが大変だったということです。

質問者様が直面している状況としたいことさえ理解できてしまえば、その先にすべきことを回答するのは意外と難しくありません。自分の知識・経験から「これでいけるはず」というプランを練って、あとはそれがあっているかどうか確認し、回答するだけです。

ですが、質問の内容から状況と質問者様の理解が及んでいないことや誤解していることを把握できるにようなるにはかなり時間がかかりました。まず、前提として、ご質問者様は私と同じ考えや知識を持っていないから質問をしているという前提に立たなければなりません。同じ知識と考え方だったら質問をしなくともわかっているはずなので。
また、最初に書いてもらった質問だけで状況が理解できないことも多いです。なので、状況を理解するための質問をこちらからしなければならない場合も結構あります。案外、質問者様が「ここは大丈夫」と思っているところに見落としがあるケースも多いので。なので、回答者には忍耐力が必要です。

そういった、質問の投稿で情報が不足している場合や、質問の中ですでに間違いがある場合は、それが間違っていることを指摘して正しいものを回答するだけでは十分ではないと個人的には思っています。どんな知識が足りないからそんな誤解をしてしまったのか、何を誤解しているから間違っているのかまで考えて、そこまでカバーする回答をしないと、質問者は正しい行動が取れないと思っています。

総じて、質問者がなぜその質問をしているのか、なぜそうなってしまったのかを理解する力が付きます。この力が身につくと、リアルで相談を受けるときに、要領を得ない質問をされてもイライラせずに冷静でいられます(笑)。


まとめ

広告主コミュニティってなんですか?エキスパートってどんな人ですか?運用力あるんですか?ということと、わたしの思うコミュニティで活動することのメリットをまとめてみました。

確かに、コミュニティでの活動は楽ではありません。いつ質問が来るかもわからないので、定期的に見ている必要がありますし、解決に至るまで時間がかかるケースもあります。わたしは最長2週間位かかった質問がありました。また、たまに見てみても、わたしとか他のエキスパートの方が回答していたりして、「新参者の自分がかぶせて回答して良いのかな」と思うかもしれません。
ですが、いつも張り付いている必要はありませんし、誰かが回答していてもかぶせて回答して構いません。コミュニティは誰もが自由に意見を出して良い場(公序良俗に反しない限り!)です。まずはやってみることが大切だと思うので、お仕事の手がたまたま空いたときにコミュニティを覗いてみて、自分にも回答できそうな質問があったら、前に誰が書いていてもなんと書いてあっても、臆することなく書いてみてください。その活動は必ずみなさんの力になるはずです。わたしは歓迎します



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